<発行人のつぶやき>
日本高校野球連盟は11日、新型コロナウィルスの感染拡大を受け19日開幕予定だった第92回選抜高校野球大会を中止と決めた。
中止の報道を聞いて何とも言えない感情にかられた。
道内から出場の白樺学園と帯広農業。
本音で言えば帯農としては今後100年に一度あるかないかの甲子園出場ではなかったろうか!?
それ故に何とか開催を願うも当たり前。
一部中止を想定していたであろうが今回の中止を受けて選手、関係者は計り知れないほどの落胆であろう。
高野連側も、もし開催して出場校の中で、感染者が出た場合は即座に大会中止も考えられた。
加えてここにきて大阪府、兵庫県の感染者増が、不安材料に拍車。
他にもプロ野球、サッカーJリーグ延期、軒並み各種他イベントの自粛。
高野連らしく独自の考えをもってしてもこの状況には逆らえなかった。
それどころか場合によっては今夏開催予定の東京オリンピックの開催も危ぶまれつつある。
開催を1~2年延期しては、と言う者さえ出てきている。
とりわけ北海道の被害が大きく国内の感染者は47都道府県の中でトップ。
JR北海道は1~3月末までの減収額が47億円に上ると見通しをたてた。(12日付、北海道新聞より)
終息を願う。